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聖ドミニコ学園小学校 授業レポート

聖ドミニコ学園小学校は、昭和37年に目黒区駒場から、世田谷区岡本の現在地に移転しました。

平成12年冬に竣工した校舎はとても綺麗で、清潔感を保っています。

世田谷の高台に位置し、爽やかな風が吹き込んでくる聖ドミニコ学園小学校を取材してまいりました。

レポートをご覧下さい。

 

聖ドミニコ学園小学校 紹介ページはこちら

  

登校 :

スクールバスは、用賀駅、上野毛駅、成城学園前駅から運行しています。4台のバスを使って安全に送迎しています。集合場所まで保護者が付き添って来られる方もいます。




国語 :

2年生が「かさこじぞう」の学習を行っていました。
今回は意見を出し合って授業を進めたいという先生の意図があり、このような向かい合った座り方をしています。
先生の考えていたように、意見が活発に発表されていました。
この「かさこじぞう」は教科書ではなく、先生が独自に作成した書き込み式ファイルを使って授業を進めていきます。一文一文の余白を多くとっており、細かく書き込めるプリントをファイルして使っていました。

音楽 :

音楽室は4Fにあります。窓から遠くの街並みまで見渡せる絶景の音楽室です。
ピアニカの学習を行っていました。


作文 :

1年生から週1時間、作文の授業があります。昭和56年からカリキュラムに組み込まれているそうです。
1,6年生は米田教頭先生が担当しています。
児童が書いた作文を米田先生がパソコン入力し、升目を正しく使ったお手本の状態にして、児童に返します。児童はそのお手本を見て原稿用紙に清書していきます。クラス全員分の作文を入力する作業は大変だと思います。
「作文のひろば」というオリジナル教科書を使用して授業をします。

体育 :

体育館でサッカーゲームを行っていました。
当校の体育の特徴は、筆箱と体育の記録というノートを持って体育館や、グラウンドに向い、 行った体育の学習をその都度書き込んでいくことにあります。今日のサッカーゲームのスコアも各々記入していました。記入することで、6年間の成長を本人が感じ取ることができます。


宗教 :

宗教の時間は1年生から週1時間学びます。
シスターの優しい口調で授業が進んでいきます。
今日はイエスキリストが行ったことなどについてお話されていました。

フランス語 :

1年生から週1時間、フランス語を学びます。
玉村先生と、ダニエル先生が担当しています。
言葉、文法は主に玉村先生が担当し、発音、会話などはダニエル先生が教えています。
今日は、狼とウサギが登場するお芝居を通して楽しくフランス語を学んでいました。

昼食 :

聖ドミニコ学園小学校の昼食は、月水金が給食で、火木がお弁当です。本日は給食の日でした。自校で調理した美味しい給食を頂きます。給食当番と先生が全員のお皿に一旦盛り付けます。その後、量が多いと感じた児童は箸をつける前に、先生のところに来て量を減らしてもらいます。ですから、いただきますの挨拶をしてからは、児童は自分のお皿の給食を残しません。量が足りない児童はおかわりが出来るので、教室全体の給食が残ることなないそうです。どのクラスも同じで、給食を残すことはありません。

昼食 :

児童はナイフ、フォーク、箸を各自持ってきています。洋食はナイフ、フォーク。和食はお箸を使用します。
見ていると、ナイフ、フォークを使っている児童が多かったです。しかもみんな上手に使っていました。低学年の児童もナイフ、フォークを自然に使いこなしているのには驚きました。
使い終わったナイフ、フォーク、箸は学校で洗わずに家に持って帰って洗います。

 

お昼休み :

屋上の様子です。
なわとび、バスケット、ドッジボールなどをして遊んでいました。
聖ドミニコ学園小学校は高台に位置するので、屋上からは世田谷の街並みが一望できます。
校舎全体に爽やかな風が入ってきます。
上に設置されている黒い板は、ソーラーパネルです。エネルギーを作り校舎内の電力として活用されています。


算数 :

左の写真は4年生の授業の様子です。
聖ドミニコ学園小学校では、 3,4年生の算数は基礎作りに重点をおき、2クラスを3つに分ける“少人数制”を導入しています。
5年生になるとT・T(ティーム・ティーチング)で学習を進めていきます。
この教室は普通教室の半分の広さで、学習に集中できる教室です。

 

インターナショナルアワー :

当校では3年生から、インターナショナルアワーという、その国の方を招いて、その国の文化や習慣を学習する時間があります。年に5回ほどあります。難しい英文は5,6年生の英語を担当されている山本先生が訳していました。
今日は、イギリスについてGillianさんが正式名称や発祥のスポーツ、マンガ雑誌、など色々な文化について教えてくれました。
因みに前回は、ニュージーランド、その前はスイスだったそうです。

 

ダンス :

当校のカリキュラムの特徴に「ダンス」があります。技術的なことを教える「体育」に対して、「ダンス」は“創作、表現”に重点をおいた学習を週1時間行います。グループに分かれて、選曲から振り付けまでの全てを自分たちで考えて発表します。“創作、表現”の学習は「作文」や他の教科に生きてくると当校では考えており、創立間もない頃から「ダンス」の授業がありました。
昔、聖ドミニコ学園中学校・高校では「ダンス」が有名で、全国大会で表彰されたことがあったそうです。その時のメンバーが「ダンス」を担当している伊藤先生です。

 

英語 :

英語は1年生から週2時間を学びます。鈴鹿先生とサンダース先生が担当しています。
左の写真は鈴鹿先生に発音チェックをしてもらうために並んでいるところです。
授業では、cat-cut, bat-but,hat-hut-hot、の発音学習を繰り返し行っていました。
1,2年生はT・T(ティーム・ティーチング)で授業を行います。


 

奉仕の時間 :

5・6年生は、毎週月曜日の6時間目に奉仕の時間があります。
奉仕の時間とは全校児童のために役立つ仕事を行う時間です。
奉仕の時間を経験することで、小学校をよりよい環境にしたり、低学年の児童が学習しやすい学校作りを意識し、自覚するようになります。
左の写真は、畑にたい肥を撒いている様子です。6年生がジャガイモを植えたりするそうです。

 

奉仕の時間


ボールの空気を入れています。


植物の手入れを行っています。


ポスターを作ったり、保護者会の用意などをしています。


花壇を綺麗にしています。

 

 

掃除の時間 :

教室、その他の教室も2年生以上の児童が掃除を行います。
先生も一緒に掃除を行います。

 

下校 :

4台のバスはそれぞれ3つの駅に行き先が決まっており、各自行き先を確認して乗ります。
ちなみにこのバスは出発前、虫が入り込んだらしく児童は大騒ぎしていました。

 

下校 :

4台のバスを先生方が手を振って見送っている様子です。
「気をつけて帰るんだよ〜!」

この写真の右側には大きな駐車場があり、自家用車での送り迎えはその駐車場を利用します。

所感

1学年2クラスあり、1クラスの人数は約40名です。男児の数は学年によって幅があり、6人の学年もあれば、20人の学年もあります。男児は2クラスに分かれることはありません。A組に学年の全男児が集結します。クラス替えは3年と5年に行います。
聖ドミニコ学園小学校に伺って、最初に感じたのは、思っていたより男性の教師が多いということでした。12クラス中、7名の男性教員が担任をされています。女児が多いにも係わらず、学校全体から活発さを感じるのはそういったことも起因しているかもしれません。
児童はみんな挨拶がしっかりと行えます。先生が、児童に対して挨拶、態度の指導を行っている光景を何度か拝見しました。
学習面では、作文、宗教、書き方、ダンス、フランス語、奉仕など特色のある教科の存在が目立ちます。
算数は学年に応じた学習体制をとっており、他教科にも共通していることですが、基礎力を大切にしている小学校です。
当校を表すには「奉仕」「思いやり」「良き生活習慣」という言葉が適当かと思います。先生の指導、児童の行動を見ていると、この3つの言葉のどれかに繋がっています。
お世話係、宗教の時間、給食、奉仕の時間など、教育理念に掲げている「カトリックの世界観に基づく宗教教育」をしっかりと実行している小学校のように感じました。


    学校の様子


登校バスの中の様子です。
このバスには1,2年生が乗車しています。
前にいる2人は3年生で、挨拶をしたり、バスの運転手さんに
お礼をしたり、1、2年生をまとめます。

 


朝、登校して間もない1年生の教室です。
1年生には、お世話係として6年生の児童が色々なお手伝いを
しにきてくれます。


漢字テストの様子です。



「シャキットくん、シャキットちゃん」
正しい制服の着方、身だしなみを心がけています。

 


フランス語を担当されているダニエル先生が、本場フランスでの
ベレー帽のかぶり方を見せてあげていました。
斜めにかぶるのが本場流だそうです。

 


図工の授業の様子です。毎回2時間授業です。
図工室は1,2年生用と3,4年生用の2教室あります。

 


体育の時間の様子です。
先生がアクロバティックな跳び箱を披露していました。
拍手喝采を浴びていました。

 


小中高兼用の人工芝の大きなグラウンドがあります。

 


理科室で、ふりこの実験をしています。

 


書き方の授業です。
手で大きな字を書いています。

 

                   昼食の時間


このようにして各教室に自分達で運びます。


いちごを配っています。
大きいいちごはどれかな?


この日のメニューは、ぶどうパン、かじきまぐろのステーキ、こふきいも、ミックスベジタブル、牛乳、いちごです。


食事前のお祈りの様子です。


みんなナイフとフォークを上手に使います。


低学年の児童もナイフ・フォークの扱いには慣れたものです。


大きなランチルームがあります。1ヶ月に1、2度、学年全体で食事をします。


6年生のグループです。楽しそうに食べていました。

左は牛乳パックを開いた写真です。
児童全員が、飲み終えた牛乳を開き布巾などで拭いて決められた場所に集めます。学校全体でリサイクルを心がけています。
その他、燃えるゴミ、燃えないゴミもきっちり児童に分けさせています。

 

 


「ラッコの部屋」と呼ばれている多目的室です。
床暖房がきいており、児童が寝転がって遊ぶ様子から名前が付けられたそうです。


校舎前の広場には遊具があります。



お昼休みや放課後に、この遊具で元気に遊びます。



お昼休みの図書室です。
図書委員会の児童が貸し出し作業を行います。

 

 2年生の生活科「ドミニコ郵便局」について、学校全体で協力している様子です。


2年生の学習に、全学年の児童が協力します。上級生のお姉さんが手紙を書いています。


協力しているうちに、異学年児童との文通にハマる児童も多いそうです。


書いた手紙は、校舎入り口にある大きなポストに投函します。


回収したお手紙を2年生が仕分けします。


可愛い郵便やさんです。これからお手紙の配達に行くところです。


職員室にもたくさんの手紙が届きます。宮城校長先生も郵便やさんが来るのを楽しみに待っていたようです。


6時間目の様子です。ディベートをしているのは3年生です。
賛成、反対に別れて討論会をしています。
議題は「席は好きな席にするべきだ」
「お菓子を持ってくることを許可するべきだ」
結果はどうなったでしょうか。


掃除の時間
高学年の児童が図工室を掃除しています。

 


掃除の時間
椅子脚の裏のゴミを取っています。

 

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