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授業・行事体験レポート

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トキワ松学園小学校 授業レポート

目黒区の閑静な住宅街に位置するトキワ松学園小学校。

2000年に完成した校舎はとても美しく、耐震性にも優れた構造になっているそうです。

しかし、残念ながら外からは中の様子を見ることができません。

トキワ松学園小学校はどのような小学校なのでしょうか。取材してまいりましたのでレポートをご覧下さい。

  

登校 :

トキワ松学園小学校の児童の多くは電車、バスを利用して登校します。 学校前の道路に警備員さんが2人立ち、児童の安全を守ります。道路は7時半から1時間、車両通行止になり、児童は安心して登校できます。左の写真は飯田校長先生が門に立って児童一人ひとりに挨拶をしているところです。
飯田校長先生も、警備員さんも、当校の児童だけでなく、通行する全ての方に挨拶をしていました。




登校後 :

児童は登校すると、全員「生活着」に着替えます。
そしてグラウンドに出て遊びます。野球、サッカー、竹馬、一輪車、鬼ごっこ・・・朝早いのにとても元気です。

登校後 :

グラウンドのにあるこの木製遊具(アスレチック)は児童に大人気です。
男の子も女の子も遊具に登って遊んでいました。


月例テスト:

5、6年生は月1回の実力診断テストを実施しています。テストは基本的な問題が出題される「Aテスト」と、応用問題が出題される「Bテスト」を自分で選択できます。
「Bテスト」には志望中学校名を記入することができ、結果を踏まえながら進路指導に役立てています。

  
どの児童の目も真剣そのものです。試験は松グループ、楠グループ合同で行い、机の並べ方もテスト仕様に変わります。

 

図工 :

ワークルームという名前の広い図工室で授業を行います。 2年生の図工は6モジュール(90分)で授業を行います。 15分を1単位(モジュール)とし、科目に合わせて組み合わせていきます。例えば理科は4モジュール、読書は2モジュール、といったように科目や学習内容によって学習時間を設定しています。 このモジュール制の導入は当校の大きな特徴となっています。
左の写真は、2年生が“間違い探し”を完成させているところです。


英語 :

体を動かして楽しく英語を学んでいる様子です。
ネイティブの先生による少人数授業を行っており、1年から6年生まで週30分〜60分学習しています。

1年生 :

お兄さんお姉さんが学習しているころ、1年生は自己紹介やゲームをして遊んでいました。早くたくさんお友だちができるといいね。

 


  
理科:
花の観察を行っています。教室を出てつつじの花を取りに行き、虫眼鏡でよく観察してノートに写します。

中休み :

10:15〜10:45は中休みの時間です。
児童はグラウンドに出て遊びます。
先生も一緒になって遊びます。

算数 :

三分咲き、腹八分目、九分九厘、とはどのくらいを指すものなのかを児童が発表していました。
トキワ松学園小学校は少人数制教育を行っています。
1学年2クラスあり、松組と楠組に分かれています。1クラス23人の少人数制を導入しています。
机は3列しかありません。先生が少し歩くだけで児童のノートが見て回れます。

 

算数 :

この写真も算数の授業の様子です。
同じ算数の授業でも、1モジュールの授業もあれば、3モジュールの授業もあります。授業内容によって学習時間を使い分けています。

読書 :

読書の時間の様子です。
読書は2モジュールを設定されています。
グラウンドでは元気に遊ぶ児童たちも、この時間は静かに本を読んでいました。

 

社会 :

屋上に上って、東西南北の様子をスケッチしています。
どの方角に、何が見えるのか、自分の目で確認しながら描いていきます。目黒区が一望できます。


 

家庭 :

野表教頭先生が家庭科の授業を教えています。
今日はいつも5モジュールの家庭の授業を6モジュール(90分)に変更して授業を行いました。このように弾力的に授業時間を調整できるのもモジュール制の利点と言えるでしょう。 針に糸を通したり、結び目を作ったり、90分間を有効に使って授業を行っていました。 男性の教員が家庭科の教壇に立つことは珍しいことかもしれませんが、男児が抵抗なく家庭科や家事に興味を持つようになるという意外な効果があるようです。

昼食


楽しみにしている昼食の時間です。当校は毎日お弁当を持参します。


中高兼用の購買部があり、パンなどを買うこともできます。

 

お昼休み


一輪車は人気の遊びのようで、柵につかまりながら練習していました。写真のように自由自在に乗れる児童も多くいます。


当番でも委員でもないこの児童たちは、自主的に池の汚れを掃除していました。


鉄棒を楽しむ児童たち。


ゴムボール野球はとても盛んのようで。グラウンドの四隅はすべて野球が占用しています。


こんなに高い竹馬にも乗れます。


遊具の上で楽しそうにお話している児童たち。


仲良し一輪車グループ。


休み時間が終わり、教室に戻る児童と先生。先生たちも一緒になって全力で遊びます。

午後の様子

  
国語:
辞書に付箋がたくさん貼ってあります。自分が調べた単語すべてに付箋を貼っているのです。
授業中に出てきた言葉で、意味が分からない単語はすぐに辞書で調べていていました。

 

音楽 :

2年生の音楽の授業の様子です。音楽は専科の先生が担当し、もう一人の先生が補助をします。
松組、楠組が合同で授業を行います。



掃除の時間

  
左:教室の外もお掃除します。
右:飯田校長先生が掃除の様子を見て回っているところです。

  
左:先生も一緒に掃除をしています。
右:下校した1年生の教室を上級生が掃除をしているところです。

 

 

放課後 :

掃除が終わって下校するのかと思いきや、殆どの児童がまたグラウンドで遊びます。
当校の児童は本当によく遊びます。

 

下校 :

警備員さんや校長先生に見送られて下校する児童たち。


 

所感

一日取材を行った感想は、カリキュラムをとても柔軟的に行っている小学校との印象を持ちました。
その教科や、授業の目的によって、必要な授業時間が異なるとの考えを小学校が持っており、学習効率を重視してカリキュラムが組まれています。
算数の教科一つとっても、1モジュール(15分)から4モジュール(60分)の授業が弾力的に設定されており、内容によって使い分けています。小テストなどは1モジュールだけで行えますし、児童の理解度を考えた時に、単元によっては4モジュールを必要とする場合があり、それらを考え上手に授業時間を設定しています。
図工は6モジュール(90分)、音楽は3モジュール(45分)、理科は4モジュール(60分)、家庭は5モジュール(75分)といったように、科目の特徴を活かした時間配分を可能にするのがモジュール制の利点です。
別の言い方をすれば、15分という時間を有効に使っていきたいとの当校の考えが表現されている制度といえるでしょう。

レポートにもあるように当校は1クラス23人の少人数制をとっています。
23人と言われても想像できないかもしれませんが、実際に見てみると、教室がとてもコンパクトにまとまっています。必然と先生との物理的な距離がとても近くなり、先生が教壇から3,4歩進むだけで最後列の児童の横につきます。また、クラスの人数が少ないからか、クラス全員が授業に参加しているように見えました。児童が黒板に、そして先生の動きに集中しているようにも感じました。
どのようにすれば、児童の学習理解度が高くなるのか、授業効率の高いカリキュラムが組めるのかを当校が考え、導き出した答えが少人数制であり、モジュール制の導入です。
この2つがトキワ松学園小学校を支えている大きな特徴になっています。

登校から下校までを取材いたしましたが、もう一つ大きな特徴がありました。
この学校の児童は本当によく遊びます。学校が遊びを特別に勧めているわけではないのにみんな元気に遊んでいます。グラウンドは併設中学校、高等学校と兼用のグラウンドなのですが、実際のところ小学校の児童が独占しています。
朝、中休み、昼休み、そして放課後、と時間が許す限り男の子も女の子も遊びます。
見ていて感じたのですが、若い先生方が一緒になって遊んでいることが起因しているように思いました。“休み時間は外で元気に遊ぶ”という校風が自然に作られたような気がします。

2008年5月には、校舎の前に、体育館とプールが完成する予定です。遊び場がまた一つ増えるので、児童はとても楽しみにしていました。


    学校の様子


登下校の安全面を考え、許可制による携帯電話の所持を認めています。
児童は 登校してすぐに所持している携帯電話を 決められた箱に入れます。
下校する時はこの箱から取り出して帰ります。

 

  
取材日朝に、6羽のうさぎが産まれました。とても可愛かったです。
飼育小屋の外からウサギの赤ちゃんを見る児童たち。


朝自習前の遊び時間に、6年生が1年生の手をとって遊具まで
連れていってあげていました。



下駄箱で上履きに履き替えると「月のこよみ」が目に入ります。
月のこよみには、行事や誕生日を迎える児童名、
連絡事項などが貼ってあります。

 


1年生が初めて背の順で並んだところです。
前と後のお友だちを覚えてましょう。と先生に言われてキョロキョロ
する1年生たちの可愛らしい姿です。

 


中休みが終わったところです。
併設高等学校のお姉さんたちと会話しています。

 


算数ワークの○付けを行っているところです。
1クラス23人ですので、ワークやノートのチェックも早く終わります。
教室の後方にパーテーションが見えます。
ご覧の通り、後までの距離は4,5メートルしかありません。

                    

 


朝学習の時間に百人一首を行っている教室がありました。
対戦した相手と握手をして終わります。

 


1年生の下校風景です。入学後間もないので、まだ保護者の方に
迎えに来てもらっていました。
今日の出来事を嬉しそうにお話していました。



下駄箱の様子です。清掃員さんがきれいにしてくれます。
児童は登下校用の革靴、外用靴、上履きの3種類の靴を所持しています。



先生のお手伝いを率先して行っていた2人の児童です。

 


国語の授業の様子です。
習った漢字を手で大きく書いているところです。


2年生が「1年生歓迎会」で何をやるのかを決めて
いるところです。普段はパーテーションで区切っている教室も
このような時は取り除き、広い空間を作ることができます。
授業によって使い分けることが出来ます。

 


ロビーには公衆電話があり、家にこれから帰る旨の
連絡を入れることができます。
張り紙には児童優先と書いてあります。

 


登校時と同じように、飯田校長先生が一人ひとりを見送ります。

 


放課後、3月に卒業したばかりの卒業生が遊びに来ました。
「遊びに来てくれるなんて嬉しいですね。」と先生に言うと
「嬉しいのですが、この2週間で4回目なんです・・・(笑)」とのこと。
この卒業生達はトキワ松学園小学校が大好きなようです。

 

トキワ松学園小学校 バザーレポートはこちら

トキワ松学園小学校 入学式の様子

トキワ松学園小学校 「学校に泊まろう!」レポートはこちら

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