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和光小学校 劇の会 レポート (H21) 

 

和光小学校 劇の会 レポート(H21)

和光小学校では毎年2月に「劇の会」が行われています。2年生の劇は別の日に行なわれ、本日は4年生と6年生が劇を披露します。

どのような劇を見せてくれるのでしょうか。 取材してまいりましたのでご覧下さい。

掲載 H21年2月15日

 

 

ごあいさつ (パンフレットから)

劇の会も間近になりました。劇作りにますます熱が入ってきています。子どもたちは一つの作品の世界を創り、表現する努力を重ねています。

学級劇のよさは、内容を創る楽しみと同時に、作品を仕上げるプロセスの中で仲間といっしょに知恵を出し合ったり、葛藤を超えたりして、人間理解を広げることにあります。

舞台が終わったときの達成感と一体感は最高の喜びとなります。劇作りそのものが学級のドラマとなるのです。子どもたちは劇が大好きです。ぜひ、子どもたちを応援してください。

校長 行田 稔彦

 

始まるまでの様子

当日は学童保育のバザーも行なわれていました。 準備に大忙しの保護者の方たち。  
中国杭州市緑城小学(グリーンタウン小学校)からお客様が見えました。 グリーンタウン小学校の先生方の質問に答える行田校長先生。 体育館では最終のリハーサルが行なわれています。
音合わせ中です。 馬の足音を出す練習をしています。お椀でパカパカ。 照明、音響なども児童が行ないます。クラス児童全てが劇に登場するので交代制で照明などを担当します。
  小道具も上手に作っていました。 体育館前方に低学年児童が座り、後方に保護者の方が座って劇を見ます。低学年の児童は、お兄さんお姉さんの劇を楽しみにしています。
 
舞台上の様子。リラックスムードです。大舞台でも緊張しないところが和光小学校の児童らしく思います。 いよいよ本番が始まります。  

 

4年1組 『アリババ物語』 〜アラビアンナイト アリババと40人のとうぞくより〜

アリババは森の中で、ふしぎなほら穴をみつけました。そのほら穴の中には・・・・・

 

 

幕間

劇が終わった直後の様子です。児童たちは楽しんで行なえたようです。 いい笑顔をしていました。ハイポーズ! 記念撮影の様子。
   
次の劇のための準備を行なっています。次の劇の準備だけは児童ではなく先生方が行ないます。

 

 

4年2組  『すいとり神』

むかし、ではなく、いまのおはなし。すいとり神といって、へんなかみさまがおりなさったとさ。
子どもの頭の中に住んでいらっしゃってな、みんなが勉強したことを、せっせ、せっせと、すいとって・・・
おいしい勉強と、まずい勉強があるそうな。
   

 

 

幕間

  行田校長先生の挨拶。 グリーンタウン小学校の先生の挨拶。

 

 

6年1組 『謎の大捜査線』

ある銀行に、結婚できない女性銀行員がいました。その銀行に強盗がっ!?
 

 

 

 

 

 

6年2組 『同窓会○○○ 2008』 

20年ぶりに6年2組の同窓会が開かれました。みんな色々な仕事についていて、みんなでテレビを見ていると・・・
   

 

 

終わりの様子

  記念撮影の様子。すごいカメラの数です。 保護者の方に会場の後片付けを手伝ってもらいました。
   
児童は保護者の方と一緒に帰っていきました。

 

 

 

和光小学校の「劇の会」の特徴は、一つひとつの劇が、約40分という小学生が行なうにしては長い時間の劇を披露していることです。

練習期間は3週間程度とのことですから、短い練習期間でよく長時間の劇を仕上げたな、というのが印象です。

劇で使用する効果音、音響、舞台照明などは、劇を行ないながら、児童たちが全てを行ないます。ですから、役が終わった児童は、暗い体育館の中を腰をかがめながら忙しく持ち場へと急ぎます。ここにも和光小学校の教育が表れているように思いました。

長い劇ですから、当然、小さな失敗もあります。ハプニングや失敗があったときも、先生方はにこやかに見ています。時には、会場の児童たちと一緒になって笑って見ています。児童が失敗しても、先生が眉間にしわを寄せることはありません。いつも微笑んで劇を見ていました。

児童たちは、そんな先生方に見守られながら、のびのびと楽しそうに劇を行なっていました。

和光小学校らしさを感じることができた「劇の会」でした。

 

 

和光小学校 6年生を送る会 レポート

和光小学校 いちょうまつりの様子

 

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