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第47回 神奈川県私立小学校音楽会 レポート

 

第47回 神奈川県私立小学校音楽会 レポート

ご挨拶

今年も神奈川県私立小学校の皆さんが一堂に会して行なう音楽会の季節がやってまいりました。
この音楽会は今回で47回目となります。昭和37年からとぎれることなく継続している行事です。
47年間の歴史の重さをひしひしと感じます。この音楽会の始まりからの目的である 「神奈川県私立小学校の児童が一堂に会し、各校児童の交流を深めていくと共に、音楽教育の向上に資する。」ということを参加者全員がよく理解して、各校の個性に応じて楽しく歌ったり、演奏してください。
大勢のお友達やご家族のおいでくださっております。日頃の練習の成果を、この県民ホールのステージで精一杯出してください。
音楽会に参加した皆さんにとって、この経験は大きな自信と大切な思い出になることでしょう。
最後になりましたが、ご後援を賜りました神奈川県、そして、企画運営された教育研究会音楽部の先生方、各校でご指導くださった先生方に心よりお礼申し上げます。

神奈川県私立小学校協会
理事長 佐藤 勇

(配布されたパンフレットから)

 

 

開会までの様子

今年も神奈川県民ホールで行われました。   開始までの間、県民ホール前にある山下公園で昼食を食べたり、打ち合わせを行っていました。
芝生の上では様々な制服の小学生たちがリラックスしていました。    
  時間が近づいてきたのでこれから会場に向かうところです。 開始前には入場を待つ長い列が出来ていました。
保護者の方たちは少し駆け足で席取りに向かいます。 その頃次々と山下公園から県民ホールに児童がやってきました。  
     
  楽屋の様子です。 フルートの音あわせを行っています。
神奈川県民ホールは3Fまである大きなホールです。
席もゆったりと座れます。
ロビーにはテレビがあり会場の演奏を聞くことができます。 神奈川県私立小学校教育研究会音楽部
部長 遠藤謙先生のはじめのことばで音楽会が始まりました。

 

横浜英和小学校

 4・5・6年生器楽クラブによる ハンドベル
 「小さいこひつじ」
 4・5・6年生合唱隊による 合唱
 「きっとなにか」

 

桐光学園小学校

 4・5・6年合唱部による 合唱 
  「 若返りの水」
 4・5・6年合唱部による 合唱
  「おそすぎないうちに」

 

横浜三育小学校

 4・5・6年生による 合唱
  「主に帰ろう」
 4・5・6年生による 合唱 
  「ぼくたちは主のたから」

 

関東学院六浦小学校

 3・4・5・6年合唱団による 合唱
  「 水を飲ませてください」
 3・4・5・6年合唱団による 合唱
  「みんなひとつの生命だから」

 

 

聖マリア小学校

 3・4・5・6年合唱隊による 合唱
  「この☆(ほし)のゆくえ」
 3・4・5・6年合唱隊による  合唱
 少年少女のための合唱組曲
  「わたしが呼吸するとき」より「わたしが呼吸するとき」

 

 

相模女子大学小学部

 6年生による  合唱
 同声(女声)合唱曲集「あそぶ神々」より  「争い」
        
6年生による  合唱
 少年少女のための合唱組曲
  「わたしが呼吸するとき」より 「わたしが呼吸するとき」

 

 

カリタス小学校

 6年生による 合唱 
  「イーハトーヴの嵐」
 6年生による 合唱
  「銀河鉄道999」

 

 

精華小学校

 4・5・6年音楽クラブ リコーダー合奏
  「メヌエット」
 4・5・6年音楽クラブ リコーダー合奏
  「ブーレ」

 

 

森村学園初等部

 5年生による リコーダー合奏
 「犬と私の10の約束」
 5年生による 二部合唱
 「ココロのカタチ」

 

 

洗足学園小学校

 4・5・6・年器楽クラブ 合奏
 「未知という名の船に乗り」
 4・5・6・年器楽クラブ 合奏
 「さくら」

 

 

鎌倉女子大学初等部

 3・4・5・6年エンジェル・ハーモニーによる 器楽合奏
 「日本民謡メドレー」
 

 

 

関東学院小学校

 4・5・6・年トランペット鼓隊による  トランペット鼓隊
 「マーチメドレー08、宙船(そらふね) 他4曲」
 

 

 

聖セシリア小学校

 4・5・6年吹奏楽部による  吹奏楽
 「ヤッターマンの歌」
 

 

 

捜真小学校

 4・5・6年聖歌隊による ハンドベル
 「おもちゃの兵隊の行進」
 4・5・6年プライマリーバンドによる ブラスバンド
 「アイ・オブ・ザ・タイガー」

 

演奏の合間や舞台裏の様子

ハンドベルは大切にしまわれていました。 舞台袖の様子。 演奏が終わるたびに先生方が手際よくセッティングします。
演奏が終わって楽屋に戻る児童たち。少しほっとした様子でした。 演奏が終わって楽屋に戻る児童たち。 待機する児童たち。

 

 

横浜雙葉小学校

 5・6年吹奏楽団による 吹奏楽
 「魅力」
 

 

 

桐蔭学園小学部

 5・6年鼓笛隊による 吹奏楽
 ニュールンベルグのマイスタージンガーより
 「第1幕への前奏曲」
 

 

閉会の様子

演奏が終わってほっとする児童たち 舞台袖のようす 最後は会場の全員で「Smile Again」を歌います。
児童たちの声がホールに響きわたります。 舞台には先生方が全員並びます。  
神奈川県私立小学校教育研究会音楽部 副部長 上野高裕先生のおわりのことば 閉会後、校長先生とお話しする児童たち ホール前
先生から褒められている喜んでいる様子 先生のお話に耳を傾ける児童たち 先生からのお話の後、父兄から大きな拍手がおこりました。
 
どんな話しをしているのでしょう。 音楽会終了後、先生方は片付け作業に追われていました。  

 

 

 

 

音楽会は12:30〜16:00までの3時間半をかけて行われましたが、そんな時間を感じさせないほど内容の濃い音楽会でした。
今回の音楽会は神奈川県下の16の私立小学校で開催され、 児童達は、他校の合唱や演奏を真剣な眼差しで見ており、良い刺激を受けている様子でした。
学校によって曲目も発表方法も異なっているので、その学校の特徴を感じることが出来ます。
今回、舞台袖の様子も取材させて頂きました。音楽会の準備、進行などは全て各小学校の音楽の先生方が行っています。先生は自分の学校の児童たちにも指示を与えなければならず忙しく大変な作業です。また、音楽を聴くときのマナーについてを教えている様子を見受けられ、ただ聴くだけの音楽会ではなく、色々なことを児童に学ばせる音楽会でもあるような気がしました。
この音楽会は今年で47回目を迎え、神奈川県民ホールに場所を移してから10年以上が経ちました。ですから、先生方が忙しいながらも要領よくスムーズに動いておられたのが印象に残りました。また、“音楽会を成功させたい”、“児童に最高のステージで演奏させてあげたい”、そのような気持ちが伝わってき、そして先生方のチームワークの良さを感じることができました。
児童たちは、大舞台になれているのでしょうか、特に緊張もせず、合唱や演奏を楽しんで発表していました。練習の成果を大舞台でもしっかりと発揮できる私立小学校の児童ならではの逞しさを感じました。
教育方針も特徴も違う小学校が集まり、“音楽”を通して一つになる様子は、見ていてとても気持ちの良いものでした。
私立小学校を取材している私にとっても、楽しくそして貴重な体験となりました。
私立小学校の素晴らさを存分に感じることができた音楽会でした。

 

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