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小学校受験新聞TOP関西 私立小インタビュー >四條畷学園小学校 校長先生インタビュー
 

四條畷学園小学校  北田和之校長先生インタビュー

城南短大附属小学校 画像
北田和之 校長先生

四條畷学園小学校の特徴を教えてください。

本校は、生駒山系の麓という恵まれた環境のもとにあります。おおらかな自然に囲まれ、80年以上の伝統に恵まれています。特色ある教科や行事、豊かな課外活動を通して一人ひとりの個性をのびのびと育み、心の芽をすくすくと伸ばすことを大切にしています。

 

四條畷学園小学校の教育理念を教えてください。

教育は、とりもなおさず人間として持っていなければならない大切なもの、「人間力」を鍛え上げるところに真の目的があります。これは、「知を探求する力・健やかな体・健全な精神」の、バランスのとれた育成と、たゆまざる陶冶によってのみ可能であり、特に年少期においては、どれに偏っても、その後の発達や成長に少なからぬ負の影響を与えてしまいます。
子ども達を、将来の担い手として豊かに生きてゆける「人間力」に富んだ大人に育て上げるため、われわれはバランスのとれた継続的教育を肝に銘じています。そして、それを土台にして「個性の尊重」、「明朗と自主」、「実行から学ぶ学習形態」の3点を基本方針とし、自主性、社会性育成に主眼をおいた教育内容を構成しています。
「個性の尊重」として、一人ひとり違う子どもの個性を生かすため、「自分で選び責任を持つ」機会を学習の随所に取り入れています。
「明朗と自主」として、自立心を養うため、子どもたち自らが考えを持つことに力を入れています。そして、子どもどうしお互いの考えを照らし合わせ、他者の発案を大事にしながら考えを深めていく指導を常に意識しています。
「実行から学ぶ学習形態」として、教室を出て、五感を働かせる学習を全学年に取り入れ、子ども達の学習の足場を確固としたものにする取り組みを随所に取り入れています。「知って行う」、あるいは「行って知る」といった経験を通した知識こそが、子どもの生きていく力となり得るからです。

 

学習面での特徴を教えてください。

基礎学力の徹底はもちろんのこと、習熟度に応じた個別指導も取り入れて、しっかりと身につけさせています。そしてなによりも、子ども自身の発想や主体的活動が生かされる授業をしています。科学・美術・英語などでは特色ある教科をめざし、こどもたちの自主性を尊重すると共に、実際に行うことの経験を重視しています。毎朝、全校一斉10分間「読書タイム」も設けています。静かな読書のあと、落ち着いた雰囲気で1時間目が始まるのですが、続きを読むのを次の朝まで待てなくて、休み時間にも読書する子どもも多いですね。

基礎学力の徹底としては、読み・書き・計算力の充実が必要不可欠です。読み書き計算の反復学習を行っています。この反復練習は、思考力や創造力の基礎を培います。計算の反復練習をくり返すことによって数の概念が形成され、数学的な勘が発達するのです。また、それが数学的思考力の基礎となるのです。漢字や音読も反復練習することによって、言語や文字への感覚を育て、言語的思考力の基礎を培うことが出来ます。反復練習によって身につけた確かな基礎学力があってはじめて、これを応用して活動する喜びが得られるものと考えています。

習熟度に応じた個別指導としては、単元に応じて、「発展的な学習」と「補充的な学習」の学習コースを設定し、コースに合わせたきめ細かな指導を進めています。

本校の特徴ある科学・美術・英語授業を簡単に言いますと、

「科学」
「大昔からこれまでの科学者がたどってきた発見、発明の道筋を、子ども1人ひとりが追体験する。」これが、本校の科学の柱です。実験や、自然の観察というのは、それ自体が楽しいものです。でも、それぞれの実験や観察が1回こっきりのぶつ切れではなく、筋道立っていて、続けていくうち、それがいつしか科学の大法則や自然界の決まりを見つけることにつながっていくなら、子ども達はもっと理科に興味を持つものです。

クラスの子ども達1人ひとりが、ガリレオであり、ボイルであり、アリストテレスであり、ニュートンです。一枚ずつ配られるプリントに書かれた問題の結果を予想しながら、友達と討論し、意見を戦わせます。意見を言う子も聞く子も真剣。先生は、ただの司会進行役です。討論のあと、予想を変えるのはもちろん自由。意見が出尽くしたのを見計らって、実験や観察で決着をつけるのです。結論が出たら、その結論をヒントにして考える、次の問題に挑戦します。プリントの問題は、「科学大発見の歴史劇」のシナリオみたいなものです。

子どもたちは、この予想、討論、実験のプロセスをくり返すうちに、自然の中にある大法則を発見したり、人類が長年工夫して作り上げた道具を発明します。大人にとっては当たり前に思えることでも、こどもたちには、自分で見つけた、人生ではじめて出会う本当の発明、発見です。さらにいえばそれは、暗記させられた言葉だけの法則ではなく、目の前の実験で裏付けられた法則なのです。

四条畷学園小学校を巣立っていく子どもたちは、やがて何事においても「どうなるか、予想しよう。自由に意見を戦わせ、友達の意見に耳を傾けよう。事実によって決着をつけよう。」とする3つの姿勢を身につけます。この姿勢こそが「ものごとを科学的に考える」ということ、そのものなのです。私たちは、授業を通して、理科的な知識を子どもに植え付けるだけでなく、科学的に物事を考える子どもになって欲しい、と願っています。「理科」ではなく、「科学」と呼んでいるのは、こういう理由なのです。

「英語」
1・2年生は、「楽しさ」を主眼とした学習を受けます。その2年間、約70時間の授業を通じて、「学校に英語があり、ネイティヴの先生がいることを当たり前と受け止める子ども」を育てます。そうして、子ども達の心を十分にほぐした後、3年生から「習ったことは使えるようになる英語学習・意図的不完全英語教育」が始まります。

目標は3つあります。
目標その1は、英語学習というものの根っこになる考えを、子どもたちの体と心に、自然にしみこませていくことです。これまで私たちは、「簡単な文、短い文をコツコツ身につけていけば、やがて長い文を理解できるくらい英語は上達する。」と教えられ、信じてきました。でも、この考えでは、いつまでたっても英語が使えるようにはなりません。
「英語が上達する」というのは、「読んだり聞いたり、書いたりする英文の、分からない部分や不正確な部分が、次第に少なくなっていくこと」です。同じ英文を聞いても、初級の人にとって聞き取れるのは、ほんのわずかな単語ですが、上級の人には、そのほとんどが意味を持った言葉として耳に飛び込んでくるのです。本校の子どもたちは、不完全で隙間だらけの英文を、まず学習します。「今急いで覚える必要のない、後回しでいいことがら」を抜き取った英文です。そして学習が進むにしたがい、隙間の部分を少しずつ身に付けていきます。この学習をくり返すうち、「英語はどうすれば身につくか」ということが、子ども達の体とこころに、知らず知らずのうちにしみこんでいきます。

目標その2は、つづりを読もうとする子どもを作ることです。
無意識のうちに頭の中にわき起こるローマ字読み→カタカナ英語の流れを断ち切り、英語のつづりをそのまま発音しようとする日本人を育てようとしています。

目標その3は、英語の世界に、自分から飛び込んでいこうとする子どもを作ることです。最低限の知識で英語を使う楽しみを知ると、興味がわいてきます。そして、ネイティブの先生から帰ってくる英文と自分が使っている英語を比べているうちに、隙間にはどんな英語が入るのかに関心を持つようになるのです。私たちは、英語を使える喜びを実感できるような場面を、学校行事、学校生活に盛りこんでいます。

「美術」
主体的美術教育を行っています。子どもたちが「することを自分で決める美術」なのです。本校では、子ども中心の授業形態をとり、子ども達一人ひとりが、することを自ら立案計画し制作していきます。はじめから終わりまですべて自分で進めていくのですから、教師に教わる美術ではなく、こどもたちが自ら学んでいく美術をいえます。そして、自分のやりたい事を選んで意欲的に行動することによって、子ども達の可能性をどんどんふくらませます。

 

行事面の特徴を教えて下さい。

3年生からの2泊3日の林間学校、5・6年生の臨海学校や6年生のスキー教室、模型飛行機大会、オーストラリア体験学習、1年生歓迎遠足、秋の体育会、音楽会、美術展など、様々な行事を通して、子ども達の自主性や自分たちで熱意をもってやり遂げた満足感がえられるよう工夫しています。

課外活動としては、サッカー、野球、バトミントン(全国大会出場)、卓球、ラグビー、テニス、ブラスバンド、コンピューターなど、希望すればだれでも参加できる部活動があり、放課後には、学園施設を使った様々な教室、算数国語教室、漢字教室、そろばん教室、水泳教室、音楽教室、英会話教室、英語発音訓練教室(ATR)、伝統文化こども教室(華道・茶道)、体操教室、囲碁教室などがあります。ともに学校内で習えるから便利で安心です。


有明海にて

 

これから小学校受験をされるご家庭に伝えたいことはどのようなことですか。

保護者の方には、本校のことをしっかり理解してくれていることが一番大切です。

お子さんについては、
1. 豊かな生活体験のあるお子さんに育てて欲しいです。
例えば、おとぎ話の読み聞かせや童謡を歌うことを楽しんでいるお子さん。山や川に出かけて、虫や花、草や木など、できるだけ自然物に触れさせ、風やどろんこや水にさわっていっぱい遊んでいるお子さん。美術館や映画館、音楽会などに出かけているお子さんに育てて欲しいです。

2.集中力のあるお子さんに育てて欲しい。
例えば、人の話をしっかりと聞け、物事をしっかり見ることが出来るお子さん。そして、最後まで、出来なくてもやってみようとする意欲があり、諦めないでやり抜くお子さんに育てて欲しいです。

3.社会性・協調性のあるお子さん
誰とでも仲良く遊び、良いことと悪いことの判断がつけられる。そして、優しく思いやりがあるお子さんに育てて欲しいです。

4. 自立心のあるお子さん
つまり、「基本的生活習慣」が身に付いているお子さんに育てて欲しいです。日常生活の中で、常日頃からしておかないと出来ません。寝る・起きる・服を着替える・トイレをする・食事をする、挨拶をする、靴のひもを結ぶなど、1人できちんと出来るお子さんに育てて下さい。

以上のことが、きちんと出来ているバランスのとれているお子さんが、小学校に入学した後、力を発揮出来ると考えています。

 

四條畷学園小学校HPはこちら

四條畷学園小学校紹介ページはこちら 【小学校受験新聞】

取材協力 幼児教室 けいkids+

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