HOME授業体験レポート一覧へ戻る > 啓明学園初等学校 農園レポート

啓明学園初等学校 農園・田植えレポート

 

農園案内

啓明学園初等学校は広い農園を所有しています。
“五感のすべてを使って体験することが、生きる力、考える力の基礎となり、創造性の源となる”と考え、当校は「体験学習」に力を注いでいます。
この農園は平地より一段高く土が盛られています。昔、在校生の保護者の方達がブルドーザーや大型ダンプなどを使って自分たちで作った農園です。二面ある田んぼも、保護者の方達が10年前に作りました。溜池まであります。
農園では主食となる穀物を育てることにこだわり、米、麦、ジャガイモ、大豆などを作っています。畑では大根や玉ねぎなどの色々な野菜も作ることができます。
農園の周りには桃の木などもあり、季節になると甘い桃が収穫でき、美味しくいただくそうです。
様々な植物や野菜、果実を植えており、とても楽しい農園です。

 

啓明学園初等学校 授業レポートはこちら

 

 

農園

初等学校校舎から木々を抜けて農園に行きます。
この用水路を渡って暫くすると農園に着きます。 農園入口の看板。
保護者が作った田んぼです。特別に許可を得て、用水路から水を引いています。 たくさんの麦が実っています。3年生が作りました。 各学年で違う野菜を育てています。
この麦を使ってうどんやクッキーを作るそうです。 桃の実です。甘い実が熟すまで苦労が多いとか。 玉ねぎが出来ていました。
  
この農園で保護者主催のバーベキューを行うそうです。前回の参加者は200人! 農園から1,2分歩くと多摩川が流れています。    

 

 

田植え

啓明学園初等学校では毎年5年生が田植えを行います。
今回の田植えを行うにあたって、田んぼの土をかきならす“代掻き”を1週間前に行いました。
田植えを行ってからも農園を管理している磯沼先生と児童で田んぼの管理を行います。夏休みも1週ごとに田んぼの雑草取りなどを行い収穫まで自分たちの手で稲を育てていきます。

 

 田植え

当校は種から発芽させることから学習を始めます。苗の根の様子を見せたり、植え時の苗の様子を磯沼先生が説明しています。 大勢の保護者の方が手伝いに来て下さいました。田植えは保護者の方たちの手伝いがないと行えない行事です。 元気一杯の啓明っ子たち。
縄を張って位置を確認しながら正確に田植えをします。 なかなか上手な手つきです。 苗を手にポーズ。
男子は女子よりも深い田んぼで田植えを行いました。 慣れてしまえば女子もこの笑顔。 何度も交代で行います。
今年はもち米の苗を植えました。年によって変えています。3年生が作った小豆と5年生が作ったお米でおはぎを作って食べた年もあったそうです。 溜池で足を洗う男子たち。 保護者の方たちもチャレンジ。

  

  
田植えが終わったころ、シオカラトンボが田んぼに止まっていました。      

 

 

 野菜収穫

4年生がジャガイモと玉ねぎを取りにきました。 ジャガイモを抜いています。 大きいジャガイモを見つけるたびに大騒ぎ。
たくさん獲れました〜 明日からの奥多摩合宿に持っていきま〜す! 抜き忘れているジャガイモはないか。土の中に残っているジャガイモはないか。一生懸命に探しているところです。
撮って〜!でもそれまだ小さい玉ねぎだよ・・・ みんな嬉しそうです。 土の中に残っていたジャガイモです。こんなに残っていました。お手柄です。   
玉ねぎの芽を包丁で切り落としています。 収穫した玉ねぎ。紫の玉ねぎは、湘南レッドという種類の玉ねぎです。 収穫したジャガイモ。明日から行く“奥多摩体験合宿”にこのジャガイモや玉ねぎを持って行き、みんなでカレーライスを作って食べる予定です。

取材 H20年5月

 

啓明学園初等学校 授業レポートはこちら

 

授業体験レポート一覧へ戻る