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慶應義塾横浜初等部 入試対策特集

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学校説明会: 2013年7月27日(土)、28日(日)
9:30〜、12:00〜、14:30〜   
要申込み  詳しくは学校HPへ

 

学校データ

【住所】 神奈川県横浜市青葉区あざみ野南3-1-3
【電話】 
【H P】 http://www.yokohama-e.keio.ac.jp/
【アクセス】 東急田園都市線 江田駅下車 徒歩約10分
【創立】 2013年 3月
【校長】 山内慶太

【横浜初等部が目指すもの】
慶應義塾は、安政5(1858)年の創立以来その形を次第に整え、明治31(1898)年、今日に至る一貫教育の制度を確立しました。それから一世紀余を経て、社会はその変化を更に加速させ、国際化・グローバル化への対応が強く求められています。今後益々、様々な価値観・利害が錯綜する、複雑で変化の激しい時代になっていくことでしょう。一方で、子供達を取り巻く環境は、家庭や地域の機能の低下が指摘されるように、様々な課題を呈して来ています。  
横浜初等部では、独立自尊の精神を体現した将来の社会の先導者を育てるために、今の子供達を取り巻く環境と、子供達が社会に出て活躍する時代を共に見据えながら、新たな教育を創り出していきます。勿論、人間としての基本的な資質を育む年代である以上、新しさを殊更に衒うことなく、普遍的な教育を大切にしなければならないことは言うまでもありません。  
入学間もない時期には、健康な身体と共に「律儀正直親切」な性質を養うことに力を注ぎます。律儀とは、自分のなすべきことを考え、それをまめに努めて行うことです。自分のなすべきことは、年齢と共に公の役割にまで広がっていきますが、その習性は、幼少期に、自分の身近な生活の中で行うことから始まります。そして、6年間を通じて、知力、体力、気力、表現力、人の心を思いやる力、異なる価値観を超えて協力する力、社会的責任感と倫理感など、多様な資質を育みます。  
そのために日々の教育は、基礎学力の重視はもとより、「体験教育」、「自己挑戦教育」、「言葉の力の教育」を三つの柱に展開します。
卒業する時に、その基礎が培われていることを期待する資質は、福澤諭吉先生以来の建学の精神に照らせば「身体健康精神活発」と「敢為活発堅忍不屈の精神」の二語に集約できます。強健な身体、気力と快活さに富んだ精神、そして、弛まず積極的に事をなす姿勢、自ら思慮判断する智力に裏付けられた勇気があって初めて、将来の益々複雑で変化の激しい時代において、直面する様々な困難に粘り強く取り組むことができると考えるからです。  
なお、福澤先生が「一家は習慣の学校なり」と言ったように、子供の教育において家庭の役割は大きいものがあります。在学中に、家庭も家庭として育つ学校でもありたいと思います。 (HPより)

【特徴】
■小中高一貫教育
横浜初等部は、幼稚舎と並んで、満6歳から大学・大学院までの慶應義塾の一貫教育の源流となる学校です。初等部の卒業生は、部長の推薦により湘南藤沢中・高等部に進学します。  
湘南藤沢中・高等部は、平成4(1992)年、“SFC”と称される湘南藤沢キャンパスに開設された中高一貫6年制の学校です。その教育においては、「社会的責任を自覚し、知性、感性、体力にバランスのとれた教養人の育成」を目標としていますが、その特色としては、「異文化交流」と「情報教育」が挙げられます。
  「異文化交流」については、英語の教育では、英語科の教員の約半数がネイティブスピーカーで、「英語について学ぶ」のではなく「英語で何かができるようにする」ことを目指した授業を行っています。また、海外留学プログラムでは、独自の短期留学プログラムを拡充して来ました。現在では、イギリス、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、韓国の6カ国で計13校との交換留学プログラムがあります。このような環境の中で、全生徒が多くの刺激を受けながら6年間を過ごしています。  
「情報教育」では、コンピュータやネットワークのリテラシーに関する教育等を通じて、社会に氾濫している情報の中から情報の価値を正しく判断する力を身に付け、これからの社会のリーダーとしての資質を育むことを目標にしています。  また、その趣旨は各教科に広がり、社会科では統計グラフの作成をはじめ、資料から情報を読み取り、それをまとめる作業に力を入れたり、数学科ではデータサイエンスの教育に力を入れたりしていますが、それらの教育水準は高い評価を得ています。  
一方で、百人一首大会や能・狂言の鑑賞が毎年学校行事として実施されて来たことが端的に示すように、まさに「バランスのとれた教養人」育成のために、日本の古典に親しむことにも力を入れています。  湘南藤沢中・高等部の卒業生は推薦によりほぼ全員が、他の義塾の高等学校と同様に、SFCの学部に限らず、義塾の全学部に進学しています。  
横浜初等部と湘南藤沢中・高等部では、大学までを見据えた新たな小・中・高一貫教育の実現を目指して、基礎学力の重視、教育内容上の連続性に留意しながら、カリキュラムの充実に向けて必要な協力を行います。  また、個々の生徒については、進学という節目は大切にしながらも、12年間を通じて、発達段階に応じてきめ細やかに見守ることができる環境を大切にします。  
なお、そのためにも、両校の教員が互いに一部の授業を兼務で担当するなど、相互に交流を深めますので、生徒一人一人を、より長い時間軸の中で、より多面的・総合的に捉えるような姿勢が両校の学校全体に醸成されることが期待されています。

【入学に必要な経費】
入学金  340,000円
授業料(年額)  940,000円
施設設備費(年額)  450,000円
教材費(年額)  20,000円
給食費(年額)  110,000円(予定)

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募集データ   (2012年秋実施入試)

【募集人数】  男子66名 女子42名 計108名
【出願】  2012年10月15日(月)・10月16日(火)   郵送受付のみ
【試験期間】  [1次試験]  11月17日(土)・18日(日)
           [2次試験]  11月23日(金)〜25日(日)  いずれも、試験は期間中の1日のみ。
【合格発表】  [1次試験]  11月20日(火)   [2次試験]  11月29日(木)
【入学手続】   12月5日(水)  

【過去の出願者数】 
 H25年度入試(H24年秋実施)   約1000名

 

 

入試問題・傾向

慶應義塾横浜初等部の最新入試問題をご紹介します。  ご参考ください。

 一次入試

 

≪ ペーパー試験 ≫
一次のペーパー試験で受験生の数は、およそ三分の一に絞られます。
ペーパーは6分野から出題されました。所要時間およそ30分。初年度は幼稚舎の校舎を借りて試験が実施され、当初予定されていた2日間の日程が、1日となりました。1日で1000余名のペーパーテストを行うため、所要時間はかなり短かったようです。
そして、一次、二次に共通して言えたことは「昔ながらのもの」が出たことです。
「体験教育」「自己挑戦教育」「言葉の力の教育」を教育の目標に掲げる初等部です。新しいものばかりではなく、伝統的なものを子どもに体験させると共に、丁寧な言葉で伝えるよう心掛けることは、今後も横浜初等部の試験対策として必要になってくると思います。親が子どもに日頃から、何を伝えようとしているか、親子関係も見られている試験だと言えるでしょう。
ペーパーの内容は一般的なもので、難問奇問はありません。ただし、かなりのスピードを要しました。基本的な問題ではありますが、見直しをする時間がないほどの制限時間なので、直ぐに理解し、的確に判断し、間違わずに解答する集中力が必要です。
また、問題ごとに解答するクレヨンの色の指示がありました。注意深く設問を聞く力も求められました。

 

≪ペーパー試験内容≫
◇計 数 ― 男子は昆虫、女子は生き物の数(5〜14個)を数える。4問

◇図形模写 ― 左のお手本を模倣して欠所を補完し仕上げる。6問(船、魚、電車、積木、ダイヤ、幾何学模様)

◇図形構成 ― バラバラな図形パズル(三角、四角、丸など)を組み合わせて作れる形を選び線で結ぶ。6問(ロボット、魚、鳥など)

◇積 木 ― 積木の数と四方観察 2問

◇常 識 ― 音楽が3曲流れ、それぞれ合っている絵を選ぶ。(おはなし指さん、雨ふり、浦島太郎、どんぐりころころ、たき火、証城寺のたぬきばやし)

◇話の記憶 
女子…女の子が、お父さんとお母さんとピクニックへ行き、山でお母さんが作ってくれたお弁当を食べ、牧場には牛やヒツジなどの動物がいて、馬に乗って楽しい一日を過す話。

男子…男の子が、お隣の女の子と一緒に公園に行き、ブランコやすべり台、シーソーで遊ぶ。お友達が2人やって来て、ヒマワリ畑で遊び、帰りにおつかいをして帰る話。

情報提供: 富士チャイルドアカデミー


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 二次入試

 

≪運動・行動観察・絵画制作≫

一次のペーパー試験で選抜された432名が、二次試験では、じっくりと時間をかけ、従来の幼稚舎と同じ形態で試験が行われました。受験生の実力が本当に試されるのが二次試験です。所要時間90分。男女とも、早生まれから順に1クラス24名ずつで行われます。
試験日や時間帯によって出題内容が異なりますが、これも幼稚舎と全く同じです。早生まれから順に、徐々に内容が難しくなるため、月齢の考慮はあるといえます。

◇運動
模倣体操
遠投(ボールを出来るだけ遠くに投げる)
サーキット(連続運動) ― コーンまで全力疾走、2台の平均台を渡る。跳び箱の乗降。
ケンパー、最後にポーズ
サーキットは3名の競争で、溌剌と、流れるような勢いとスピードが要求され、高い運動能力が求められています。

◇行動観察
自由遊び ― コマ、メンコ、けん玉、だるま落とし、輪投げ、折り紙、ジェンガ、レゴなどを使い自由に遊ぶ。
およそ30分、一クラス全員で自由遊びを行いました。昔ながらの遊び道具が置かれていました。初めて出会うお友達とも仲良く、心から楽しく積極的に遊べるかがポイントです。

◇絵画制作
材料 ― 紙粘土、箱、モール、お花紙、画用紙、折り紙、ストロー、紙テープ
用具 ― クレヨン、はさみ、セロハンテープ、糊、ホチキス
男子@「紙粘土であなたが食べたいお弁当を作りましょう。そして残った粘土で、海と言われてあなたが頭に浮かぶものを3つ作りましょう。」
(※粘土制作では、まず粘土の扱いに慣れておくことが必要です。また与えられた時間内に指示された物を形に仕上げるために、何を作るかすばやく決め、使用する粘土の量の配分を考え、計画性を持って作業に取り組むことが大切です。 )
男子A「箱に何かを付け足して、自分の好きな物に変身させてください。」
先生がテレビやゾウに変身させた箱を、お手本として見せてくれました。材料は中央のテーブルにあり、各自使うものを、トレイを持って取りに行きます。
男子B最初に鳥が鳥の王様を決めるお話を聞いて、「鳥の王様はどんな冠をかぶると思いますか。鳥の王様の冠を作りましょう。
女子@「あなたが持ちたい袋を作りましょう。」白い紙袋に好きな絵を描いたり、置かれている材料を使って、飾り付けをする。途中で「その袋を持ってどこへ行きたいか」質問されます。
幼稚舎同様、制作の途中で「何を作っていますか。」などの質問があります。

情報提供: 富士チャイルドアカデミー

 

 

≪二次入試トピック≫

◇二次入試が行われる前に先生からのお約束
・おしゃべりしない
・お友達を押さない
・前の人を追い越さない

◇運動
・三人一組になっての競争
・ボール投げ
・曲がり角(1回)のある平均台歩き
・跳び箱(4段)の上り下り
・ケンパー

◇自由遊び
・輪投げ、レゴブロック、こま、お手玉、おはじき、だるま落とし などで自由に遊ぶ

◇制作
・お話を聞いたあとに、鳥の王様がかぶる王冠を作る。
・道具はスティックノリ、はさみ、ホッチキス、セロハンテープ、ゴミ袋 が机に置いてある。
・材料は画用紙、モール、ストローなど、材料は何回でも取に行って良い。

◇流れ
着替え⇒運動⇒自由遊び⇒制作

情報提供: 小学校入試研究会(小学校受験問題集)

 

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 慶應義塾横浜初等部 入試対策に対応している幼児教室のご紹介

 

富士チャイルドアカデミー

□最大の特長は4名一クラスの少人数制
□100名が一堂に会して行われる公開テスト会
・きめ細やかな指導で実力を、合同で行われる公開テスト会で実践力を養います。
・毎回宿題をお渡しいています。
・毎週90分の小学校受験コース(年中受験コースは60分)の授業を受講し、基本的な力をつけることが、横浜初等部の対策に繋がります。

――横浜初等部受験に向けて――
絵画制作での豊かな発想を見るだけではなく、言葉や態度でも自己表現できるかが見られています。どのような課題に出会っても、意欲的に挑戦し、自分の考えを持ち、それを的確に伝え、パフォーマンスすることが鍵となります。
横浜初等部は、きちんと準備をすれば手が届く学校です。福翁自伝に記されている福沢諭吉先生の生き様を見れば、慶應義塾が求めている人間像が分かります。子どもの個性は十人十色、みんな違って良いのです。日々の生活の中で様々な体験をし、個性が光る、スケールの大きな子どもに育てましょう。その個性を入学試験の時に、どう輝かせることができるか!これが横浜初等部の合格のキーポイントです。

◆教室: 吉祥寺教室、二子玉川教室、鷺沼教室、つくし野教室、横浜教室、新百合ヶ丘教室、相模大野教室、静岡教室
◆HPアドレス: http://fujichild.jp/     室長先生のブログ: http://hiromimae.blog43.fc2.com/

 

 

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◇入試頻出問題集
図形編、 数量編@A、 ハイレベル数量、

◇家庭テストシリーズ
年長児実力測定テスト@A、ハイレベルテスト、 年中児実力測定テスト@A

◇面接質問集(返答下書きシートつき )
小学校受験用、幼稚園受験用

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